2025年07月14日 お知らせ 鉄塔が出来るまで ~基礎工事編~ 日頃より山形県天童市の株式会社藤工業のホームページを訪問いただき誠にありがとうございます。今回は送電工事課のお仕事を紹介します。 弊社送電工事課では、現在鉄塔建設に向けて基礎工事を行っております。鉄塔建設までには様々な工程があります。今回は自然災害にも負けない、丈夫な鉄塔を支える“基礎”の工事の一部様子です。 初めに掘削穴の中心を正確に測量します。測量後ライナープレートと呼ばれる、地盤を補強するプレートを地上に円形に設置して掘削を始めます。 〈測量中・・・〉 〈この穴を覆っているのがライナープレート〉 50cm掘削したらライナープレートを付け足して、また50cm掘削する繰り返し設計の深さまで掘り進めます。掘削は人が穴の中に入り地盤を崩して重機(バックホー)で土を外へ排出します。 〈狭い穴の中での作業!仲間と声を掛けあい安全を確認しながら慎重に作業します〉 その後、鉄塔と繋がる鉄鋼を掘削した穴の中に固定し、鉄筋コンクリートの鉄筋を組み立てます。基礎の形になるように型枠を設置してコンクリートを流し込み、固まったら型枠を外して、ライナープレートを外しながら掘った土を穴に戻す作業になります。 仲間同士声を掛け合い、安全第一に作業を進めて基礎工事が完成します。