鉄塔が出来るまで ～鉄塔組み立て・電線張編～
日頃より山形県天童市の株式会社藤工業のホームページを訪問いただき誠にありがとうございます。
今回は前回の“基礎工事編”で出来た基礎に鉄塔を組み立てている様子・電線を張る様子をご紹介いたします。
始めに、出来上がった基礎土台に鉄塔を組み立てていきます。
クレーンを使用し、鉄塔の部材を持ち上げ、一つ一つしっかりとボルトで固定しながら上へ上へと組み立てていきます。
重機も使用しますが、人の手も不可欠！
今回は協力会社様の力をお借りしながら工事を進めています。
〈フルハーネスという命綱を装着し鉄塔をのぼりながら組み立てます！どんどん高く上へ～〉
〈完成！！鉄塔の高さはなんとビル10階建ての高さ！！〉
次に出来上がった鉄塔に、電線を張っていきます。
送電線の電線は重く硬いので１回では張れません。
そこで最初に細くて軽いロープを鉄塔から鉄塔へ渡していきます。今回はドローンを使って渡しました。
次にロープにワイヤーを接続しワイヤーへ替え、最後にワイヤーに電線を接続してワイヤーを引っ張ることで鉄塔から鉄塔へ電線が張られます。
最後に鉄塔間の電線の弛みを見ながら、所定の長さに電線を切断し引き止め金具・がいしを連結し鉄塔に取り付けます。
様々な工程を経てようやく完成！！
鉄塔が出来るまでを2回に分けてご紹介しましたが、電気を送るには鉄塔を建てるだけではなく自然劣化により傷んでしまう鉄塔・電線の保守・メンテナンスが欠かせません。
鉄塔の建設から、保守メンテナンスを通して、安定した電気を皆様のもとへ届ける為、従業員一同頑張ってまいります。
また、日頃よりお力添えを下さる協力会社様に感謝申し上げます。